哀歌2 桜の涙 [エッセ-]
夏は木陰に、春は花を愛で、
私たちを愉しませてくれた桜だ。
宅地造成という名のもとに、
願いも空しく、私たち住民の目の前で、
無情にも花の命が断たれたのである。
斬りおとされた桜の枝木を小分けに切り分けてもらった。
直径三十センチ、長さ四十センチの大木の分身を 家に持ち帰り、
ベランダに置いた。
翌日、その分身を手にとり、切り口をみると、
べっとりと黒く湿っているではないか。
ベランダのコンクリートも湿っている。
きっと、桜の涙だろう。
昨晩、痛くて、悲しくて、淋しくて泣いていたに違いないのだ。
桜の涙に違いない。
私たちに何かを訴えている涙にちがいない。
/div>
哀歌1 散る桜 [エッセ-]
つい先日、
その桜が最後の花を咲かせ、そして散っていきました。
私たちに無言の別れを告げているようでした。
いままでありがとうな、
私は思わずその大木を撫でてやりました。
心なしか小枝が震えているようでした。
スーパーは細菌の巣窟 [エッセ-]
鼻水か唾が手についたのだろう、
その手を籠を載せるスーパー備え付けの押し車の
取っ手に擦りつけているのだ。
彼女は何食わぬ顔で商品棚に手を伸ばした。
何も知らない次の客が、その車を手にするのである。
恐らく大便をしたと思う若者が出てきた。
なんとその若者、手を洗わず売り場へ。
不潔極まりない
>br>
老婆といい、若者といい、どうにも許しがたいので、
店員にそのことを言って、店の出入り口に消毒液でも
設置するよう進言した。
日がたっても効果なし。
そこで、店長に話をすると分かりました、と快諾。
ところが一週間たっても二週間たっても、一か月たっても
設置していない。
そこで思いました。
このスパーは衛生観念を持ち合わせていないのだ、
ただ商品を売り、金儲けさえすればいいのだ、と。
そのスーパーにはそれ以降行ってはいません。
大阪近郷の大手のスーパーでの一コマです。
馬鹿につける薬 [エッセ-]
平日の昼間から、駈け麻雀にうつつを抜かす馬鹿市長と副市長
政務活動費で温泉旅行に行く馬鹿議員
おでん鍋に指を突っ込んで悦にいってる馬鹿男
チェーンソーで脅しに行くデブ馬鹿
公正な第三者の厳しい目でみてもらいますと
ほざいた馬鹿知事
馬鹿が大手を振って闊歩する変な国 日本
こんな忘年会 [エッセ-]
二月に一度の検眼を終えて、
コンビニで弁当とワンカップ酒を買った。
それをもって川沿いのベンチで一人ちびちび。
今年一年を振り返る。
あんなこと、こんなこと。
悲喜こもごもの一年。
寂しい一人だけの忘年会。
小皿たたいて、どんちゃん騒ぎの宴会もあるし、
一人だけの寂しい宴会もある。
これが私の今年の忘年会。
私、これでも女です [エッセ-]
女ひとり、食事中。
途中で箸を置いた。
食べ終わったようだ。
だが、ご飯はまだこんもり残っている。
女はお茶を一口、次に
タバコをふかす。
そのタバコをやめて、
いきなり火のついたタバコを
ご飯に突き刺して出ていった。
これも、女のはしくれ。
化けの皮 [エッセ-]
もうそろそろ
皮が剥がれます。
舛添東京都知事。
誰にも信用されなくなった男。
みんなに嫌われ始めた男。
それでも悪あがき.
尾花打ち枯れる時が
もう間もなくやってくるのに
それでも
詭弁、ごまかし、の連続。
鉄面皮
剥がれぬように
溶接し
カエルの面にションベン [エッセ-]
生まれたばかりのカエルの鳴き声も聞こえる。
カエルで思い出した。
金の使い方で物議をかもす
ご存じ「舛添東京都知事」
弁解・詭弁・開き直り
あぁ言えばこう言う。
こう言えばあぁ言う。
頭のいい人は弁がたつ。
それにころっと騙される浅学無知な庶民。
だからか、彼はカエルの面にションベンなのだ。
ゲス [エッセ-]
「 心根の卑しいこと。
下劣なこと。
また、そのようなさまやその人。」
宮崎なんとかという代議士は、
記者会見で自ら「政治家の原則」という言葉を使いました。
”政治家”である前に人間としての原則をわきまえて欲しいと思う。
軽々しく自らを政治家という言葉は使わないほうがいい。
なぜなら彼は政治家否人間失格なんだから。
ある人がテレビでこう言ってました。
「最近の国会議員は劣化している」
失言・虚言・暴言
まさしく劣化のオンパレード。
ゲスの集団化。
タブー言葉 [エッセ-]
参考までに
抜粋してみました。
「感じが悪い人の3大「タブー言葉」
質問のあとの返事で、印象がいい人と悪い人がいます。
印象が悪い人は、たいてい、3大タブー言葉を使っています。
3大タブー言葉とは、
「了解しました」「なるほど」「参考になりました」です。
「了解しました」
目上の人に使うのは避けたほうがいいとされています。
「なるほど」
目上の者が目下の者の意見を判断するときに使う言葉です。
「参考になりました」
「参考にするけど、言うことは聞かないよ」というニュアンスを感じさせてしまうのです。」
無意識に使っている言葉です。
無意識だから余計怖い。
ありがとう、よろしく [エッセ-]
“自分の言葉に嘘はつくまい
人を裏切るまい”
「遠くで汽笛をききながら」
今年にありがとう。
来年によろしく。
肱川嵐 [エッセ-]
愛媛県大洲市 (旧)長浜町
瀬戸内海の西部に面した長浜町を紹介します。
先ず、長浜大橋です。通称、赤橋と呼ばれる橋です。
(下記文献を参照して下さい)
『愛媛県下最大の肱川河口にかかる長浜大橋(通称赤橋)は、日本唯一
のバスキュール式鉄鋼開閉橋です。
延長226m、幅5.5m、開閉部18m、重量82t もあるこの橋は、1
年10 ヶ月の工期を要して、昭和10 年8 月に完成。船便が重要な輸送
手段であった当時は、大きな船が通過する度に開閉していたこの橋も、
現在ではもっぱら観光用として、日曜日の昼1時に開閉を行っている。』
この赤橋をまたぐように発生するという「肱川あらし」は晩秋から春先
にかけて見られる、霧のことです。(下記文献を参照してください)
『肱川あらしとは、毎年11 月頃から翌年3 月頃の朝5 時から10 時頃
の晴天の日に吹く、冷気に霧を伴った強風のこと。肱川あらしは大洲盆
地と伊予灘の夜間の温度較差によって発生し、肱川を駆け下る川霧は海
上数キロメートルまで達し、その壮観は世界的にも類を見ないものと
なっている。』冬の朝、この橋を渡って毎朝、霧の中を中学校へ通いました。